木々の間を縫って玄関へと迂回する大谷石の小径。
2階に見えるのが広間の開口。木々の梢が屋根まで伸びる。
道路の逆側に引き込んで人を迎える玄関扉は、白木にして温かみをもたせた。
南に大きく開いた造作による木製開口部。植栽の木々の梢を近くに感じられるよう窓台の高さを腰よりも低くしている。
北側の開口部はアルミサッシの前に障子を建て込んでいる。窓から見える緑は隣地の借景。
TVとソファーの置かれたエリアは階段室との間仕切り壁によりアルコーブとして、より落ち着く空間に。
広間を見る。勾配天井は北と南で高さを変えている。南側は高く開放的に、北アルコーブ側は低く籠り感を演出している。
キッチンの造作は建具を極力無くしシンプルに。正面にはウォークインパントリー。
階段室から広間を見る。階段室手前には引き戸を設けて空調効率に配慮している。
階段は1坪に収まる木製の螺旋階段としている。
玄関ホールから寝室を見る。1坪のホールが動線の要となっている。
玄関ホールから洗面室を見る。洗面台は家具工事とせず、壁掛け洗面器を使用。
玄関ホールから玄関を見る。玄関扉の右手にウォークインの玄関収納。